始めたての時期にインパクトを残すにはどうすればいいのか。

f:id:daikistep:20181107163100j:plain

 

何か新しいことに挑戦しようとするとき、僕は常に「初速」を大事にしている。

始めるにあたって相談する人や仲間の経験談、体験する環境など始めるときの自身の周りの状況をとても大切にしながら始めることにしている。

これはなぜかっていう理論まではいかないのだが、「強いフック」があれば落ち込む時期に大丈夫と思えるジブンが助けてくれるからだ。

 

何かを始めるときって楽しみな思いもあれば、不安な思いもあると思う。始めることがお金のかかったことであればなおさら感じるのではないだろうか。

ローンを組んで始めるとなると、黒字にしたい初期投資分は回収したいとかいろいろ考えると思う。その際に、「強いフック」を意識すると随分と楽な気持ちでスタートが切れる。

 

強いフックとは、S字フックのようなフックと、ボクシングのフックの2つの意味を含ませながら僕は考えている。

 

S字フックの意味では、知識や経験のひっかけのことである。初速のときにこのフックを意識すると、あとあと軌道にのる直前や乗った直後に非常に役に立ってくる。始めるときには浅い知識ではなく、深い知識を身につける。自身で限界を感じるなら有識者に情報を共有してもらう。体験できる環境があるなら少しずつ知識をため込んでいく。などが挙げられるだろう。初速時に小さなことでは外れない強いフックを自分の人生にかけておくことを意識してみよう。慣れてきたときの引き出しの数につながるので、成長スピードがグングン増していく。今では、このフックの役割として自身で取り組みながらインプットアウトプットを同時にできる「オンラインサロン」あたりを活用すればいいと思う。さまざまな人が集まった空間で、強くフックを自分の人生にかけておこう。

 

もうひとつ、ボクシングのフックについて。意味としては、初速時のインパクトやすでにいる人たちの頭をぐらつかせることである。ただ殴るフックではなくて、上記のフックの意味合いを用いたフックをかますのである。これだけで自身の活動のしやすさは随分と変わってくる。インパクトが弱ければ、周りからバックアップもおのずと弱くなってしまう。強ければ強いほど、異端児が来たぞと周りが騒ぎ出し、自身が寝ている間にも情報が出回るようになる。ボクシングのフックをいかに強くかけられるかがポイントになってくるだろう。

 

何か始めるときに大切にしてほしいことは、自分の人生に強いフックをかけて知識を常に統合させていくこと、そして初速時のインパクトを残すフックをできるだけ強くかけること。シンプルにこの2つだと考えている。

 

むやみやたらに、なんとなく始めているようではだめだ。それぐらいなら始める時期を遅めたほうがいいに決まっている。強いフックを意識して、どうすればいいのかを考え抜こう。

 

ここまで言うのは、僕が一度失敗して、二度目にうまくいったからだ。これは僕の話にしか過ぎない。いま僕はブログ運営とドローン空撮と動画編集を中心に人生展開を行っている。ブログ運営とドローン空撮に関しては、初期費用の回収と圧倒的な黒字化に成功している。今後も崩れることはないと言い切れる。

 

ブログ運営に関しては、大学1年次にした日本一周をきっかけとして初めて、かれこれ4年目に突入した。毎日更新とまではいかないが、月1.5~2.0PV数と月2万の収益化になっている。このブログでは初速でうまくいった。日本ブログ村に参加していたころで、日本一周カテゴリと大学1年2年カテゴリで常に上位にいたからだ。日本ブログ村から流入が増え、検索流入につながり、SNS関係に飛んで行った。いまは検索流入が多い状態になっている。しかし、ブログはお金のためでも閲覧数のためでもない。ただ自分の思考の垂れ流しの場にしかすぎない。垂れ流してたらお金が入るようになった、という謎な流れを生み出しているのが、このブログである。お金のためにもっと気合いいれようと考えた時期もあったが、心の向きがぐちゃぐちゃになって続かなかった。だから、これからも思考の垂れ流しの場でいこうと決めている。しかし、初速について何も考えていなかったため、インパクトを残すことができなかった。だから、時間がかかってしまった。いま思えば、もう少し早くから読まれるブログにすることができたと感じている。

 

ドローン空撮に関しては、強いフックが効いたと感じている。このブログもあればSNSも整っていたため、インパクト重視で初速を高くいくことができた。それに加えて、「沖縄県の大学生でドローン空撮している人」が全くもっていなかったため、ベリーベリーブルーオーシャンだった。小さな独占市場と言っても過言ではない。少し時間がたってから2人ほど沖縄県の大学生でドローン空撮をしている人がいると分かった。しかし、会ったこともないし、付き合う人のジャンルも違うみたいだったので、特に痛手はなかった。強いフックが効いた理由はこれだけではない。とても環境がよかったのも影響している。ドローン空撮を始めるあたって1日体験ができる「南天ドローンパーク」さんがあったこと、沖縄県内や他県と比べてドローンが飛ばしやすい環境にあったこと、この2つがあったおかげでインパクトを残すことができた。本当にありがたい環境にいるなと感じている。南天ドローンパークさんにいたっては、体験後の機体購入の相談や飛行にあたっての相談などアフターケアのような感じでとてもお世話になった。だから、沖縄北部にいる人でドローン空撮やってみたいという人がいれば、まず紹介するように決めている。僕の初速を支えてくれたのだから感謝が尽きない。南天ドローンパークさん、ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

そして、今はつながりの中から声をかけてもらうことが増えてきていて、素材提供やお金をいただいての空撮をやらせてもらっている。カフェやSUPレースの空撮、海の空撮の素材提供、動画を作るにあたっての空撮が主になっている。本当におもしろい仕事ができている。

何かドローン空撮した動画や写真の素材が欲しければ声をかけて頂ければと思う。スキル交換ができそうだったらスキル交換で、じゃなかったらお金でやり取りしましょうw

 

最後に動画編集に関して。撮ったものを自分で納得いくまで編集したいと思い、最近adobeを契約して始めたばかり。今までは無料ソフトでやっていたから、いまいちだった。たくさんの工夫ができるadobeで勉強を進めていき、自分のスキルになるように確実に力にしていく。

 

この3つを主に今は動いているわけだが、非常におもしろい流れができたと感じている。クリエイター思考の人とつながることもできるし、自分の名前で動くことができている。これが一番ストレスなく自然の流れのままで動くことができるから幸せである。

団体に埋もれるのではなく、個人で立っていくこと。

やってみて思ったのは、難しい事ではないということ。団体に入っている時は自分一人では何もできないから、それを隠そう隠そうとしていたのかもしれない。沖縄県に学生団体というものが根付き始めた時を見ているからそう思う。他人の動きに流されていたのだ。個人で立つことさえできれば、周りの動きなんてどうでもよくて、常に自分の人生軸でしか動くことがなくなった。おもしろくないことには行かないし、声かけられてもすぐ断るし、おもしろいことにはどんどん飛びついていく、他人との関係性も見極めることができるし、といいことばかりが起こり始めた。以前こういう意見を聞いた覚えがある。「団体を踏んでから、個人に行きたい」。

個人で立つというのはそんなに甘くないと言いたい。団体を踏んでからってその時間必要なの?と問いたい。無駄なミーティングや集まりに駆り出され、別団体の雑用に駆り出され、やりたくないことをやらされ、意気消沈してしまいます。個人で立ちたいなら今すぐ強いフックについて考えこみ、始めてみたほうがいい。1日でも早く作業し始めることがまずはポイントになる。

 

いますぐやろう、いますぐ強いフックを打とう。

 

ぼくの挑戦は自身でもまだまだ楽しみだし、伸びていくことに違いない。

そう言えるジブンがいることに感謝して、筆をおく。

先祖代々受け継がれているものが何かわからないが、この命を燃やし続けて、最後はひからびて終わりにしたい。

 

 

f:id:daikistep:20181107172331j:plain

 

 

それでは、また!