感想レビュー 【No.18】手ぶらで生きる。見栄と財布を捨てて、自由になる50の方法

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「手ぶらで生きる。」を読む目的

 物が増えてきたから自分がどのような精神状態にあって、これからどのようにして整えていくのかを知るきっかけとするため。

「手ぶらで生きる。」を読んでよかったこと、感じたこと

 なるほどなーと思うところと、そうだよねと思うところがたくさんあって、納得した部分が多かった。分かりやすくかみ砕かれていて読みやすかった。

自分は今から何をするのか

 まずは自分の支出ややりたくないことリストを見直して生活の基盤を整えていく。

 

「手ぶらで生きる。」メモ

 そぎ落とすべき「無駄」は、お金の出費や物の量だけでなく、生活スタイルや思考、人付き合いまで、人生のあらゆる局面におよぶ。

カネ・ミニマリズム(お金)

モノ・ミニマリズム(物)

トキ・ミニマリズム(時間)

ヒト・ミニマリズム(人間関係)

コト・ミニマリズム(思考・行動)

 

冷蔵庫をなくして起こった変化

1.保存がきかないので、新鮮な物だけ食べる

2.食べるのが面倒くさくなって、「1日1食」の生活に

3.常温保存できる食材を食べるようになる

4.常温の飲み物が好きになる

 

毎月かかる必要最小限のコストを把握する。そうすれば、「これだけ稼げば十分に生きられる」という目安になり、「漠然としたお金の不安」から自由になれる。

 

スマホやインターネットの普及により、低価格・無料で使えるサービスや娯楽はたくさんある。これらを上手に駆使すれば、少ない金額でも十分に豊かに暮らすことができる。節約ならぬ賢約、それに必要なのは我慢ではなく、情報と工夫だ。

 

自分が「これだけあれば満足できる」という指標を持っていないと、たとえ多くのお金を稼ぐことに成功しても、「もっと、もっと」という欲望が尽きることはない。「いくらあれば十分暮らしていける」という指標を持とう。

 

「定番」と呼ばれる商品には、多くの人に愛用され続けるだけの価値がある。それを使うのは、「自分らしい」選択をあきらめることではない。先人たちの歴史が詰まった「定番」が持つメリットを、ありがたく享受しよう。

 

服や車だけでなく、オフィスや宿泊先、自転車や駐車場など、今ではあらゆる物がシェア化可能だ。物を持たずに豊かな生活を送れるのは、「レンタル」「シェア」の時代ならではである。

 

みんなもっと、病気や不調の「予防」にお金と時間をかけるべきだということ。保険に月に何万も払うよりも、予防、つまり、「今」に投資するべきだ。保険料をたくさん払っても、保険が適用されない病気になるかもしれないし、使わないまま死ぬかもしれない。

 

「〇〇がないと落ちつかない、イライラする」なんていう中毒状態になるのは、本来の姿とは違う自分になっているようで気持ちが悪い。常に自分らしくいたいなら、まずは中毒から抜け出そう。

 

不要な物まで「失いたくない」とばかり握りしめていると、本来、不安に思う必要がないことにまで思いを馳せる羽目になる。雑念を捨てて、「手ぶら」になってみよう。今まで不安を取り除くために使っていたエネルギーを、自分がやりたいことに集中させることができるだろう。

 

「少ない」や「なにもない」は、一般的にはネガティブ寄りのワードだといえる。でも、「少ないからこそ」魅力的なことや、「なにもないからこそ」気づける真実がある。

 

「好き」があるから「嫌い」に対して反応できるし、「嫌い」があるから「好き」なものに惹かれる。ネガティブなワードだけに避けられがちだけど、「嫌い」という感覚にも価値があると思う。

 

 

 

それでは、また!