感想レビュー 【No.19】言葉にできるは武器になる。

 

 

 

「言葉にできるは武器になる。」を読む目的

 感じたことや考えていることを外に発信する際に最近言語化に時間がかかるようになったなと感じる。言語化の質と量と時間を見なすため。

「言葉にできるは武器なる。」を読んで感じたこと、よかったこと

 内なる言葉に向き合う時間を確保していなかったのが、時間がかかる原因だったと知ることができた。細かいことから大きなことまで内なる言葉を蓄えて、外に発信していきたい。

自分は今から何をするのか

 自分会議の時間を確保し、内なる言葉の解像度を上げる作業を行う。

 

 

「言葉にできるは武器になる。」メモ

 発言や文章といった「外に向かう言葉」を磨いていくためには、自分の考えを広げたり奥行きを持たせるための「内なる言葉」の存在を意識することが絶対不可欠である。

 

「伝わった」「伝わっていない」という伝わり方のレベルを細分化して考えてみると。

1.不理解・誤解

2.理解

3.納得

4.共感・共鳴

に分けられる。

 

常に頭の中に浮かぶ「内なる言葉」の存在に意識を向け、「内なる言葉」を磨く鍛錬を積んだだけである。その結果、言葉が生まれる源泉としての思考が鍛えられ、湧いて出てくる言葉に重みや深みが増したに過ぎないのだ。

 

「考える=内なる言葉を発している」を意識できるようになると、外に向かう言葉の精度は飛躍的に向上する。理由は非常にシンプルである。考える時に使っていた内なる言葉をタネとして、外に向かう言葉を紡いでいけばいいからである。

 

人々が相手の言葉に対して感じる、「重い、軽い」「深い、浅い」という印象は、内なる言葉と向き合うことによって、自らの思考をどれだけ広げ、掘り下げられたかに因る。その一方、外に向かう言葉だけをどんなに鍛えたところで、言葉の巧みさを得ることはできるかもしれないが、言葉の重さや深さを得ることはできない。

 

「内なる言葉」に意識を向けることは、こうした「自分が考えがちなこと」と「もっとこうすべきかもしれない」といった傾向と対策を行うことを可能にする効果がある。さらには、自分でも気付いていなかった自身の価値観や人間性と対面することにもつながるのだ。

 

言葉において大切なのは、人を動かす力ではなく、人が動きたいと思わせる力である。自主性を引き出すことができず、相手に何かを強要したり、自分が意図した通りに動かしたいと思ったとしても、それは自分にとって都合がいいだけであり、相手にとっては迷惑でしかない。

 

重要なのは、きちんと時間を確保して、自分と、自分の内なる言葉と向き合うことである。さらに言えば、定期的に時間を取ることで、自分と向き合う続け、習慣化することである。

 

気を付けたいのは、新しい体験をしているときに、自分の頭の中にどんな言葉が生まれるのかに意識を向けることである。今までやったことのないことをすると、それだけで脳は刺激を受け、新しい感情が内なる言葉として発せられる。

 

 

 

 

 

それでは、また!