「現状維持は後退だ」に疑問しか感じない

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よく聞きますね。

「現状維持は後退だよ。早く動きなよ?」というセリフ。

 

少し考えてみましょう。

そもそもあなたにとって現状維持って何ですか?

 

 

 

僕は、人間は現状維持することはないと考えています。

 

 

何か壁にぶつかっている、何かに対して悩んでいるという人がいる場合。

当の本人は現状維持をしているつもりはありません。

何か道が開けないかと模索をしている段階です。

しかし、このことに関して見方を変えてみるならば、他人の見方です。

壁にぶつかり、何かに悩み、模索中の人を他人がみるとどうでしょうか。

 

「え?それって現状維持じゃね?後退しているよ。」

 

と見えるはずです。

本人は「何か道を開く方法を模索する」という行動をとっているのですが、

他人には見えないからです。

他人というのは、なにかしらの具体的な「行動」をいちいち求めてくるのです。

しかも、目に見える行動だけを。

要は、他人からしたら、「目に見える具体的な行動」だけを評価しようとしているため、「悩む」「模索する」といった頭を使った行動を「目に見えないから」という理由だけで排除しようとします。

 

 

 

なんだかおかしな話だと思いませんか?

 

 

 

最後になってきましたが、

人間は現状維持をすることは生きている以上、ないのではないでしょうか。

 

 

他人の見方や目というのは、気にしがちになりますが、

全くと言って気にする必要はないです。

時には他己評価というものも必要になる場合も出てくると思うのですが、

自分が何をしたいのか、達成するためには何をしたらいいのか、

自分の力で、自分の評価で前に進むことは出来ます。

 

「現状維持は後退だ」という人は、浅はかな人なのです。

人の観察が下手で、無駄というぐらい結果を求めてくる人なのです。

 

自分色のキャンバスをギュッと握りしめて、自分色の人生を歩んでいきましょう。