大学卒業後の進路に悩む大学生が手に取った、一つの本。

 

僕は、大学卒業後の進路が大学3年生になったいま、揺れてきています。

中学校の保健体育教員になるために大学進学を選び、沖縄まで来ました。そして、今も教職といわれる教員になるための過程を必死に歩んでいます。その過程の中で保健体育教員になりたいという想いは変わらないのですが、もっと楽しいことがある、自分に向いているものがあると大学生3年目にして気づいてしまいました。

しかし、保健体育教員になりたい。

 

保健体育教員をしつつ、そのやりたい職もしようかと考えましたが、公務員はそういうのが無理でした。だから、捨てなきゃいけないのかと自分勝手に決めていたのです。

 

大学卒業後の進路を明確にして入学したが、いざ大学生活を過ごしていくと変わっていくという経験、したことがある人もいるのではないでしょうか。

 

そのように僕と同じく、大学卒業後の進路に悩む大学生に届けば、嬉しいです。

今回は、この悩みを払拭するために、ある一冊の本を手に取りました。

 

それは、著者四角大輔 「自由であり続けるために 20代で捨てるべき50のこと」です。題名に惹かれて、購入を即決した方は、こちらからどうぞ。

 

 

書かれている50の中から、10分の1 たった5だけを紹介させてください。

僕の進路に対する悩みを解決に近づけてくれた言葉たちです。勇気をもらいました。

 

1.「なんでもいい」と言う口癖を捨てる。

つい言ってしまっていませんか?「なんでもいい」

夕ご飯のレシピは何がいい?と尋ねられ、「なんでもいい」と答える。

何がほしい?と聞かれ、「なんでもいい」と答える。

 

進路に対してもそうだと思うんです。「なんでもいい」と言うことや考えることでせっかくの選択権を放棄してしまっています。この状態だと悩んでしまうのは当たり前ではないでしょうか。僕も意識して言わないようにしていますが、進路に悩む最近は、「おれの進路なんてなんでもいいや」と頭の片隅で考えてしまっていました。反省です。

 

いますぐに「なんでもいい」を一緒に辞めましょう。

誰かに決めてもらったら、痛みはない。

だが、それは自分の人生を放棄しているのと同じだ。

なにがやりたいのか? なにが欲しいのか?答えられなければいつの間にか、自分が何者かも、よくわからくなってしまう。

 

あらゆるジャンルの好きなことリスト、好きなものリストを作ろう。

それをいつも見返しながら、つねに自分の心で選択しよう。

そうすれば、本当にやりたかったことが見えてくるから。

 

2.不得意な仕事を捨てる。

僕は、卒業後にやりたいことは現段階で固まっていて、ブレはないのだが1つの職におさまることが嫌で嫌でしょうがないです。やりたいことをやれなくなる状態にはなりたくないです。だから、得意なことに囲まれる人生を歩んでいこうと決めました。

”自分がやるべき仕事”だけに集中することが義務だと考え、自分が不得意な仕事は、それを得意をする人にパスしよう。

 

つねに”自分にしかできないこと”だけにフォーカスし、社会に提供し続けること。それだけが”仕事”と呼べるものだ。職種に関係ない。

オリジナリティを追求するためには生きるべきなんだ。

 

3.ワンパターンな日常を捨てる。

大学生によくあるパターン。

学校→サークル・部活動→バイト

まさにワンパターン。僕はこれを避けるために学外の団体に入ったり、イベントに行ったりしてきた。しかし、団体に興味がなくなったいま、少しワンパターン化しつつある。この状態は問題だ。

だからこそ、この言葉を心にきざみます。

少しだけ生活パターンを変えてみる。

たったそれだけのことで、負の循環から抜け出して、時間に追いかけられることなく、すべての時間を自分のものにすることができる。

4.”勉強のための勉強”を捨てる。

これって案外出来ていない人が多いように感じます。

部活動でも言われますよね、「練習のための練習じゃ意味がない」と。

同じですね。

「とりあえずやっておく」という勉強や資格ほど無駄なものはない。

なんの役にも立たないどころか、大切な時間とお金と気力を奪っていくものだから。

手に入れるべき資格や知識は、自分が向かいたい方向に対して、それが必要がどうかだ。

 

5.”逃げない覚悟”を捨てる。

逃げはだめだと考えられているが、それは時と場合によって変わってくることです。

逃げてよい結果になる場合も存在します。

勝負をするときに、度胸はいらない。

一か八かの本気の勝負をしたいなら、はじめから逃げ道を作っておけばいい。それもポジティブな逃げ道を。

 

 

悩むことも選択肢、前に進んでいるのだ。

 悩んでいることを不安がって、何をしたらいいのか分からなくなりそうだった時にこの本を手に取りました、何か変わるだろうと願って。

その結果、大きく変わりはしないが、小さな考え方は変わりました。

考え方が変わると、狭まっていた視界がパーッと開け、日差しが入ってきました。

 

そう、卒業後の選択を固めました。

捨てるべきものは捨てて、悩むことも選択肢であって、前に進んでいると今は感じています。この本を読んでよかったと心底、感じています。

何かに悩む大学生は、20代ということも響くばかりです。ぜひ、手に取って読んでほしいです。

 

 

それでは、また!

 

 

 

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