若干21歳の僕ですが、いつ死んでもいいように「遺産」を作っています。
僕が、この記事を書いているのは10月18日(水)の朝。
人生は80年だー、なんていわれるみたいですが、僕はある経験からそう感じなくなりました。「いま生きていることが不思議」「明日、生きている保証はない」といま考えています。
ある経験とはなにかという話ですが、2016年12月28日の真夜中のお話です。
沖縄県宜野湾市で運営スタッフをしていたイベントが終わった日のことです。イベントが終わってから、打ち上げに参加し、翌々日に帰省を控えていたため、夜通しで無理して2時間の帰り道を原付バイクで走行していました。
空の天候は、ぽつぽつ雨が降っている。僕が走行している道は若干濡れている。
そんな中、自宅のある沖縄県名護市に戻っている最中のできごとです。
僕が乗っていたバイク、後ろに荷物を入れるようのボックスをつけていました。そのボックスを固定していたネジが、いきなり「ガシャン」と外れかけました。そのとき荷物を結構入れていたためか、車体全体が揺らされる形となりました。道路は若干濡れていて、すべりやすい、それに加えてバランスを崩した。
次の瞬間。
「あ、死んだわ」「まぢかよ」
そうです。バイクで横転していました。
「やばい」と考える暇もなく、「あ、死んだわ」がでてきました。それからの記憶があまりなく、充電残り20%のiPhoneでタクシーを呼び、自宅に帰っていました。(壊れたバイクは後日、バイク屋に電話して運んでもらいました)
長くなりましたがこの経験があるからこそ、21歳の僕ですが「遺産」をつくっています。いつ死んでもいいようにです。
(バイク事故でケガした足を手術し、手術がおわって全身麻酔から目覚める前の写真)
あなたは、いつ死んでも後悔がない状態ですか?
僕は、あの時死んでいたら、まだまだやりたいことはいっぱいあるし、伝えたいことはいっぱいあるしで、絶対に生霊としてこの世界に踏みとどまったことと思います。
しかし、「遺産」をつくるようになってからは、後悔することは減っていっています。
僕は、人の死は3回あると考えていて。
一回目は、自分自身の死
二回目は、血がつながった人が死んだときの遺伝子の死
三回目は、自分がこの世界に広げた「考え方」が途絶えたときの死
3回のうち、三回目の死を迎えたとたんに、自分自身が完全に死をむかえたことになります。三回目の死こそ迎えなければ、それはまだ「生きている」ということです。だから、徳永家康や豊臣秀吉らはまだ生きています。「考え方」や「生きざま」が現代を生きるぼくたちに刺激を与えてくれています。
ぼくもそうなりたいと思い、「遺産つくり」をはじめました。では、「遺産」をどのようにしてつくっているのかを紹介します。
いまはネット時代。当たり前のようにネットにつながり、ネットにつなげばたくさんの情報に触れることができる。この経験は、もうすでにしていることでしょう。
そして、思うにネットはすぐにはなくならない存在になっています。一秒後にどこかで殺人事件があったって、大地震が起こったって、大火事になったって無くならないものです。
そうですね。
それぐらいネットは規模を持って、強さを兼ね備えています。
だから僕は、「ネット上で遺産つくり」をしています。
このブログ、Twitter 、Facebook で遺産をつくっていっています。
「ネット上で遺産つくる?どういうことだ?」と疑問を持つ人もいることでしょう。
それは、「考えの遺産」です。後世のためにお金を残すことでもなく、物を残すことでもありません。自分自身の生き様や考えを残すのです。
そう、三回目の死、いわば完全な死を迎えることを遅らせるために。
見てもいただけると分かるかもしれませんが、僕の「ネット上の遺産」は考えや想いをつらつらと吐き出している状態です。
日頃から見てくださっている方はわかっていることでしょう。
生きてきて感じたことや、いま考えていること、未来の話を「遺産」としてネット上につくっています。
なぜ、ネットなのか、紙の日記ではだめなのかということに関しては、ネットはすぐになくならないが、紙だと災害が起こったらすぐになくなるし、手元になければ見ることができません。だから、すぐになくならない、どこでもすぐに見れる「ネット上」にしました。
という話を、先日あいぼんさんにあったときに初めてさせてもらいました。
あいぼんさんのブログ「あいぼん哲学」大好きで毎回読んでいます。
ぜひ、みなさんにも読んでほしいです。
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そうやって「ネット上に遺産つくり」をはじめたからこそ、いつ死んでもいいと考えられるようになったし、絶対に後悔はしないと感じているし、いまが楽しい。もし、この瞬間に心臓発作で即死しても、僕のやりたいことはこのブログに書いてあるから、僕の兄弟よ。代わりにやってほしい。僕の幼馴染の親友よ。どうか一緒に夢を叶ったってください。
僕の考えが、あなたのためにいつか来る日がある。
そう思って、遺産をつくっている所存。
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何かにしばられるているようでは、死ぬときに後悔することでしょう。だからこそ、日ごろから縛られないことと、やりたいことをやる姿勢を貫いていきませんか。
「ネット上に遺産つくり」をする僕が勧める、最高の本たちです。
ひとつひとつの本から「いまを生きる」「後悔しないために生きる」という強いメッセージを受け取りました。「あ、死んだわ」という経験をしたからこそ、伝えられることはあると感じています。「遺産つくり」をはじめて一日が楽しくて、できることがたくさんあって、幸せないまです。
(最後に、決して病んでいるわけではありませんので、ご安心ください)
それでは、また!