自分の弱さに向き合う強さをもっている人になろう

 

あれができない、これができない。

そんなことばかり言うカコのぼくだった。

 

言い訳を言えば、「自分の弱さ」から逃げられるとでも思っていたのだろう。

例えば、先生から絵を描いてほしいとお願いされたときの話。

ぼくはもともと絵を描くセンスなんてなくて、創造することも想像することも苦手だった。だから、絵を描いてほしいと言われても「え、書けない」と一点張りだった。

そのときに頼んできた先生がこう言ってくれんだ。

「”上手な絵”をお願いしますって誰が言った?誰も言ってないよ。”絵”っちゅうのは自分が描きたいようにかけばいいの。自分でできないってすぐに決めつけない。まずやってみてからだよ」

て。

そのとき肩の荷がストンって下りたのを今でも覚えている。それぐらい「創造力」「想像力」の弱さにコンプレックスを持っていた。

 

でもね、思うんだ。

自分自身がpolcaで支援してくださる方々のように「やさしく」なるためには、【自分の弱さに向き合う強さ】を手に入れなきゃって。

 

つい目をそらして「僕にはできない」と一点張りにしそうなことでも、向き合ってみることで変わるかもしれない。0.1%の可能性が芽を出すかもしれない。

 

そう考えてみると、自分の弱さに向き合うことは、自分のからだに眠っている可能性と向き合うことにもなるのかもしれない。

 

目をそらしていたばかりのカコのぼくが、今のぼく、未来のぼくにそう語りかけている。

 

とにかく理系の科目が苦手できらいだった。

でもね、カコのぼく。

今、「ドローン」っていう空飛ぶ無人航空機で遊んでいるんだよ。ドローンって最先端のテクノロジーの塊でさ、無線電波で機体とコントローラー(プロポーション)が」つながって、4つの羽がものすごいスピードで回転して、ホバリングして、上等なカメラも積載されていているんだ。これってテクノロジーの塊って言ったけど、簡単に言えば、理系科目の塊なんだよね。

だから、興味がわくんだ。なぜホバリングするのか、無線電波はどうなっているのかなどなど。

 

きらいいだった理系科目に今やっと興味が出てきたよ。人生80年のなかで、「理系はきらいだ」っていう一点張りをやめることができた。いや、逆に興味がわいて勉強している。

 

自分の弱さに向き合うことは眠っている可能性と向き合うこと。そして、向き合えば向き合うだけ、強くやさしいヒトになれること。

 

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過去のぼくに伝えたい。

 

未来のぼくに伝えたい。

 

弱さから目を背けるな。芽をだすかもしれないぞ。

自分の弱さからにげるな。犯罪に逃げるぞ。

自分の弱さを向き合え。眠っている可能性と向き合えるぞ。

 

そうやってまた、一歩踏み出すことができた。

 

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それでは、また!